先日長女の小学校お受験に行ってきましたのでその顛末。
自分の小学校受験を思い出してみるけど、試験日直前に親戚のお姉さんと母親に、
勉強机に縛られた記憶しかなく、かと言って試験当日の想い出とか、面接時の質問
なんかまったく覚えていないという、悲しい状況。
さて、今回のお受験は果たして、今後の彼女の記憶にどのように残るのでしょうかねぇ。
当日はとても寒く、震えながら徒歩約20分程度、子供はプレッシャーもない感じで
いつもと同じように、おちゃらけスタイルでスタスタと歩いておりますたとさ。
んでもって学校到着。
受付前にいる係の子供!(ここは5年生がやるそうです)に受験票を渡し、待合い部屋に
案内され、しばし、ご歓談タイムに突入。
教室には児童本がたくさんあり、他の子供達も退屈せずに待っていられそうな雰囲気。
この学校ではこういった読書が盛んな所らしく、どの教室にもたくさんの本がある
そうなんですが、これが、後々の展開に繋がるとは、よもや思いませんでしたよぉ。
まず、子供の知能テストみたいなものがあり、続いていよいよ面接が始り~!
親子3人が係りの子供に先導され、階段を上って行きます。
そして、どうぞ!の合図と共に静々と、妙に変な笑みを浮かべながら教室に入って行きました。
面接官は3名、そのうち右端のおっちゃんが気になります。
説明会で見た奴だなぁ、う~ん、よーく覚えてるよぉ~、でも真ん中と、左端の奴は見たことないんだよなぁ。
真ん中のおっちゃんは多分右端のおっちゃんより偉いんだろうなぁ、右端のは数合わせかぁ?
なんて、思いを巡らせながらも、着席。(ちょっと不安、、、)
よーし、今日は右端のおっちゃん中心に話するぞぉ、一度見てるんだから、もう、知らない間柄でもないわけだし(勝手な親近感)話しやすいしぃ。
しか~し、である。
こちらの勝手な予想に反して最初に話し出したのは真ん中のおっちゃんでした!!
一番偉そうなおっちゃん:本学校を選んだ理由はなんでしょうか。
ご両親のどちらからでも結構ですのでお答えください。
どちらからでもってのが気にかかるなぁ、そうか、
家庭での主導権はどっちが持ってるか
判断しようってことやな。そんなら、ここはひとつ、
奥様から、、、ではなく、やっぱオイラからってことで。
ボク:それは、御校が私の考える学校教育における・・・
よし、御校って言えたぞ、これが大切だぁ!
でも声が、、、出ない!張りがないぞぉ、これじゃボソボソ
って感じやんかぁ!!!
伝えたいことが聞こえたかい?おっちゃん達!
ああ、失敗かぁ、情けないぞぉ、よーし次に期待やな。
(すぐに気持ちを切り替えるのも、また大事)
奥様:私の兄が御校の卒業生でして、小さいときから・・・
ナイス!!!
ポイントアップですねぇ、90点あげときましょ。
これで、オイラの分、少し取り戻したかなぁ。
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:では、娘さん、ご両親に褒められたことはありますかぁ?
娘:え~~っと、あります!
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:それはどんな時ですかぁ?
娘:………
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:思い出せないかなぁ、、、??
娘:… 思い出せないです!
ああ、、、ダメだぁ、、、もうダメだぁ。。。
ピアノのお稽古や、お絵かきや自転車乗れたときとか、
一杯あっだろーがぁー!!!!
こんにゃろぉめぇー!!!!
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:じゃぁ、娘さん、今一番大切なものは何かなぁ??
娘:………
………
苦し紛れにリカちゃんカードとか、ラブベリのカードとか
だけは、言わんでくれぇ、、、
一輪車もまだ買うてあげてないからなぁ、欲しいのは十分に
分かっているから、ここで間違っても言うなよぉ、、、
しばし神にお祈り…アーメン。
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:う~ん、一番大好きなもので、大切なものってありますかぁ?
娘:………
やばい!
2問続けて答えられないとしたら、明日を待たずにここで
終わりやな。
まぁ、ええやろ、ようやったよ。悔いはないからもう考え
なくてもイイぞ、娘よ!
その時であった。
娘:一番大切なもの、それは…… 本です!!!!!!!!!!!
だって、本が一番好きだから。
うげぇぇぇ!!!!!!!!!!!
なんだ、この娘ッコ!!!
この追いつめられた状況下で、200%の回答をたたき出しや
がったよ。
恐るべし、我が子。
その瞬間、父と母の目には、はっきりと娘に輝く後光が
見えたということです。(後日談)
まぁ、そんな感じで1日目2日目も無事終了しました。
しかし、お受験は大変ですねぇ、うちは特に対策とかしなかったし、
前日まではっきりと受験する学校名が思い出せないというアホな状態(オイラ)でしたから、
お気楽、ご気楽ではあったとは言うものの、やっぱ緊張しまくりでしたので。
これから、お受験を控えている皆さん、やっぱ、子供の大逆転満塁ホームランに
掛けてみるのも手かも知れませんよ。
自分の小学校受験を思い出してみるけど、試験日直前に親戚のお姉さんと母親に、
勉強机に縛られた記憶しかなく、かと言って試験当日の想い出とか、面接時の質問
なんかまったく覚えていないという、悲しい状況。
さて、今回のお受験は果たして、今後の彼女の記憶にどのように残るのでしょうかねぇ。
当日はとても寒く、震えながら徒歩約20分程度、子供はプレッシャーもない感じで
いつもと同じように、おちゃらけスタイルでスタスタと歩いておりますたとさ。
んでもって学校到着。
受付前にいる係の子供!(ここは5年生がやるそうです)に受験票を渡し、待合い部屋に
案内され、しばし、ご歓談タイムに突入。
教室には児童本がたくさんあり、他の子供達も退屈せずに待っていられそうな雰囲気。
この学校ではこういった読書が盛んな所らしく、どの教室にもたくさんの本がある
そうなんですが、これが、後々の展開に繋がるとは、よもや思いませんでしたよぉ。
まず、子供の知能テストみたいなものがあり、続いていよいよ面接が始り~!
親子3人が係りの子供に先導され、階段を上って行きます。
そして、どうぞ!の合図と共に静々と、妙に変な笑みを浮かべながら教室に入って行きました。
面接官は3名、そのうち右端のおっちゃんが気になります。
説明会で見た奴だなぁ、う~ん、よーく覚えてるよぉ~、でも真ん中と、左端の奴は見たことないんだよなぁ。
真ん中のおっちゃんは多分右端のおっちゃんより偉いんだろうなぁ、右端のは数合わせかぁ?
なんて、思いを巡らせながらも、着席。(ちょっと不安、、、)
よーし、今日は右端のおっちゃん中心に話するぞぉ、一度見てるんだから、もう、知らない間柄でもないわけだし(勝手な親近感)話しやすいしぃ。
しか~し、である。
こちらの勝手な予想に反して最初に話し出したのは真ん中のおっちゃんでした!!
一番偉そうなおっちゃん:本学校を選んだ理由はなんでしょうか。
ご両親のどちらからでも結構ですのでお答えください。
どちらからでもってのが気にかかるなぁ、そうか、
家庭での主導権はどっちが持ってるか
判断しようってことやな。そんなら、ここはひとつ、
奥様から、、、ではなく、やっぱオイラからってことで。
ボク:それは、御校が私の考える学校教育における・・・
よし、御校って言えたぞ、これが大切だぁ!
でも声が、、、出ない!張りがないぞぉ、これじゃボソボソ
って感じやんかぁ!!!
伝えたいことが聞こえたかい?おっちゃん達!
ああ、失敗かぁ、情けないぞぉ、よーし次に期待やな。
(すぐに気持ちを切り替えるのも、また大事)
奥様:私の兄が御校の卒業生でして、小さいときから・・・
ナイス!!!
ポイントアップですねぇ、90点あげときましょ。
これで、オイラの分、少し取り戻したかなぁ。
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:では、娘さん、ご両親に褒められたことはありますかぁ?
娘:え~~っと、あります!
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:それはどんな時ですかぁ?
娘:………
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:思い出せないかなぁ、、、??
娘:… 思い出せないです!
ああ、、、ダメだぁ、、、もうダメだぁ。。。
ピアノのお稽古や、お絵かきや自転車乗れたときとか、
一杯あっだろーがぁー!!!!
こんにゃろぉめぇー!!!!
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:じゃぁ、娘さん、今一番大切なものは何かなぁ??
娘:………
………
苦し紛れにリカちゃんカードとか、ラブベリのカードとか
だけは、言わんでくれぇ、、、
一輪車もまだ買うてあげてないからなぁ、欲しいのは十分に
分かっているから、ここで間違っても言うなよぉ、、、
しばし神にお祈り…アーメン。
知ってる間柄の(なつもりな)おっちゃん:う~ん、一番大好きなもので、大切なものってありますかぁ?
娘:………
やばい!
2問続けて答えられないとしたら、明日を待たずにここで
終わりやな。
まぁ、ええやろ、ようやったよ。悔いはないからもう考え
なくてもイイぞ、娘よ!
その時であった。
娘:一番大切なもの、それは…… 本です!!!!!!!!!!!
だって、本が一番好きだから。
うげぇぇぇ!!!!!!!!!!!
なんだ、この娘ッコ!!!
この追いつめられた状況下で、200%の回答をたたき出しや
がったよ。
恐るべし、我が子。
その瞬間、父と母の目には、はっきりと娘に輝く後光が
見えたということです。(後日談)
まぁ、そんな感じで1日目2日目も無事終了しました。
しかし、お受験は大変ですねぇ、うちは特に対策とかしなかったし、
前日まではっきりと受験する学校名が思い出せないというアホな状態(オイラ)でしたから、
お気楽、ご気楽ではあったとは言うものの、やっぱ緊張しまくりでしたので。
これから、お受験を控えている皆さん、やっぱ、子供の大逆転満塁ホームランに
掛けてみるのも手かも知れませんよ。