今日の目的は特にはない。
家族でブラブラとお散歩&雑貨店でお買い物である。
ここ自由が丘は雑貨や子供関連グッズには事欠かない街である。
行く先々で思わず手を出してしまうような楽しげなものがたくさん置いてある。
ファミリーからカップルまでブラブラだけで楽しめてしまう、
そんな街なのである。
自由が丘に初めて来たのはもう25年ほど前になるだだろうか。
当時は「おかじゅう」なんて呼んでいた記憶があるが、
今はどうなんだろう。
輸入雑貨や洋服を買ってアンミラかトップドッグでお茶しながら、
女の子を物色するのが当時のボクらのスタイルだった。
多分、やってることは今の男の子達と変わっていないと思う。
違っているとしたら、世の中全体が今のようにまだ社会の全てを
見渡せて理解していなかったことぐらいだろうか。
現代は情報化社会だ。
簡単に考えてもインターネットで全てが手に入る。
それが良いことでも悪いことでもなところが問題ではあるのだが、
自らがきちんとした判断力を持って選択していれば問題はないのだろう。
しかし、その判断力をなくさせてしまうのもインターネットの
魔力であることは、大人も子供も十分に理解しておいた方が良いと思う。
当時の話に戻るけど、当時は何度目かのサーフィンブームだった。
花柄のシャツにファラーのパンツを穿いたエレガンスサーファー
スタイルが街中を占拠していたものだった。
もちろんボクも例に漏れずJJやファインを読みあさり、何とか女子に気に
入られようと毎日色んなことに取り組んだ記憶がある。
そんな中の一人だったのが今の奥様、、、って、そんなわけないか。
その頃は自分の部屋を海辺のカフェのようにするのが夢だった。
今だから言うけど、近くの銀行に置いてあった、ブルーのベンチ
(プラスチックの)を家まで運んだのは、何を隠そうこのボクである!!!
反省してます。
運んできたベンチがあまりにも汚かったので、風呂場で洗ってたりした。
そんでもって、それを夜中にやったものだから、オヤジに見つかり、
怒られはしなかったが、不思議そうにそのベンチを眺めてたのを憶えている。
それからそのベンチを軸に両端に観葉植物を並べ、何故だか分からない
けど、コカコーラのステッカーやらVANのステッカーをベタベタと
ベンチに貼り付けていたと思う。
こんだけの努力(?)の甲斐があってか、それからそのブルーのステッカー付き
ベンチは、ボクのお気に入りで、当時付き合っていた女の子が
家に来るたびに自慢していた。
今考えると、その女の子達はバカだと思っただろうなぁ。
だって、そのお気に入りのベンチの背もたれ部分には、
大きく「○○銀行」と白抜き文字で書かれていたんだもんなぁ。
まぁ、なんで自由が丘をお散歩の話からボクの懺悔になったのかは
分からないけど、全て時効ということで許してください。
特に、朝出勤してきたら銀行の前のベンチがなくて驚き、
朝一の会議の議題になったであろう銀行員の皆様、
どうもスイマセンでした。